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Q 上巻

小学館文庫 こ34−1
呉勝浩/著
著作者
呉勝浩/著
メーカー名/出版社名
小学館
出版年月
2025年12月
ISBNコード
978-4-09-407518-2
(4-09-407518-6)
頁数・縦
375P 15cm
分類
文庫/日本文学 /小学館文庫
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価格¥790

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

あの子の輝きに、生かされている  千葉県富津市の清掃会社に勤めるハチこと町谷亜八は、過去に傷害事件を起こし執行猶予中の身。ようやく手に入れた「まっとうな暮らし」からはみ出さぬよう日々を生きている。唯一の愉しみは祖父の遺したアウディでアクアラインを走ることだった。ある日、血の繋がらない姉・ロクから数年ぶりに連絡が入る。二人の弟、キュウを脅す人物が現れたという。 キュウにはダンスの天賦の才があった。彼の未来を守るため、ハチとロクは、かつてある罪を犯していた。折しも華々しいデビューを飾りキュウは急速に注目を集め始めたところである。事件が明るみに出ればスキャンダルは避けられない。弟のため、ハチは平穏な日々から一歩を踏み出すことを決意するのだが……。 一方、ロクの同棲相手である本庄健幹は彼女の行動に違和感を覚えだす。言いようのない不安を解消するため、健幹はロクの故郷・富津に向かった。あてもなく情報を探るうち、首に刺青を入れた男と出会う。彼もまた、町谷の家を探していた。 抗えない圧倒的な〈現実〉、そして守るべき日常。そのなかでそれぞれの愛を貫こうとする人々。コロナ禍の日本を舞台に突如現われたカリスマをめぐる、最高速度の物語。  【編集担当からのおすすめ情報】  「コスパとかタイパとかいうケチ臭い概念を踏み付けてくる、圧倒的なエンターテインメント」−− 一穂ミチ氏映画化もされた『爆弾』など、話題作を手がける呉勝浩さん。その作品のなかでも最大ボリューム、最大スケールの本作がついに文庫化。コロナ禍以降変容し続け、不穏さを増す社会に警鐘を鳴らす注目作です!

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